vCard を Mac アドレスブックに移行する際の注意点は?

Q. 質問

vCard ファイルを Mac OS X のアドレスブックにインポートすると、名前や住所などの日本語を含むデータが欠落する場合があります。電話番号やメールアドレスなどの英数字データは正しく移行できます。日本語を含むデータを移行するにはどうしたらよいですか? 注意点などありましたら教えてください。

A. 回答

vCard ファイルのエンコーディングと Mac OS X のアドレスブックの「環境設定> vCard」にある vCard のエンコーディングをご確認ください。これらの組み合わせによっては、日本語が欠落したり文字化けする場合があります。

特に Shift_JIS の vCard ファイルを Mac OS X のアドレスブックにインポートするには注意が必要です。日本語を正しく移行するには、Mac OS X アドレスブックのエンコーディング設定を Shift_JIS 系にするか、vCard 内の日本語の箇所に Shift_JIS 系の文字セットを指定する必要があります。PA でエクスポートした vCard 3.0 日本語 Shift_JIS のほかに、Windows アドレス帳の vCard でも同様の注意が必要です。

PA の vCard 2.1、vCard 3.0 UTF-16(Mac 版)、アドレスブックの更新機能(Mac 版)を使った場合は特に問題なく移行できます。PA の vCard 2.1 は Shift_JIS ですが、vCard 内で文字セットを指定しています。vCard 3.0 UTF-16 やアドレスブックの更新機能は、Shift_JIS を使用していません。

Mac 版の PA をご利用の場合は、アドレスブックの更新機能での移行が便利で簡単です。アドレスブックの設定値に関係なく日本語データを移行することができます。アドレスブックの更新機能を使うには、検索機能などを使って移行したいデータを抽出し、エクスポート画面にある [更新...] をクリックします。

vCard を Mac OS X アドレスブックにインポートする際の注意事項

ご利用の vCard が Shift_JIS であれば、Mac OS X のアドレスブックの「環境設定> vCard」にあるエンコーディングを以下の何れかに設定し、再度インポートをお試しください。これで問題なくインポートできるはずです。

  • 日本語 (Mac OS)
  • 日本語 (Windows, DOS)

この設定値名と変更方法は、Mac OS X のバージョンにより若干異なります。Mac OS X 10.6 では「vCard 2.1 エンコーディング」と記載されています。一見すると、vCard 3.0 のインポートには関係ないような感じですが、vCard 3.0 のインポート時にもこの値を参照しているようです。

Mac OS X 10.6 アドレスブックの環境設定>vCard

Mac OS X 10.6 アドレスブックの環境設定>vCard

設定値の変更は、この設定値の上にある「vCard のフォーマット」が “2.1″ のときにしか変更できません。「vCard のフォーマット」の値は主にエクスポート時に参照される値だと思いますので、「vCard 2.1 エンコーディング」を “2.1″ にして、「vCard 2.1 エンコーディング」を変更してください。

Mac OS X 10.4 では単に「エンコーディング」と記載されています。設定値の変更は、この設定値の上にある「vCard のフォーマット」の値に関係なく変更することができます。

Mac OS X 10.4 アドレスブックの環境設定>vCard

Mac OS X 10.4 アドレスブックの環境設定>vCard

何れの場合も、エンコーディングのリストに “日本語 (Mac OS)” が表示されない場合があります。その際は、リストメニューの下にある「エンコーディングリストをカスタマイズ…」を選び、「デフォルトに戻す」ボタンをクリックしてください。

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 4.0
  • PowerAddress 3.x

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