Q.
PowerAddress のインポート機能についての質問です。
Windows Vista のアドレス帳はインポートできますか?
A.
はい、インポート可能です。Windows Vista 付属の Windows アドレス帳ですね。Windows XP 付属のアドレス帳の場合は「Outlook Express のアドレス帳はインポートできますか?」をご覧ください。
アドレス帳データを CSV か vCard ファイルでエクスポートし、そのファイルを PowerAddress にインポートします。フィールド順は自動的に照合されますので、面倒な項目合わせは不要です。
Windows アドレス帳は、Mac OS X のアドレスブックと違い、複数の連絡先を一つの vCard ファイルとしてエクスポートできません。1件ずつインポートするのは面倒なので、CSV ファイルを使って移行した方がよいでしょう。インポート可能なフィールドや注意点は後述します。
以下、CSV ファイルを介した手順を詳しく説明します。途中、CSV ファイルの編集が必要ですが、インポート操作自体は簡単です。表示される指示に従って操作すれば、特に問題なく移行することができるでしょう。
1、Windows アドレス帳を開く
Windows アドレス帳を開くには、「スタート> すべてのプログラム」から「Windows アドレス帳」を実行します。
Windows メールを開いているときは、ツールバーの [アドレス] アイコンをクリックするか、「ルーツ(T)」メニューから「Windows アドレス帳(C)…」を選択します。
2、エクスポート
アドレス帳のツールバーにある「エクスポート」をクリックします。「Windows アドレス帳のエクスポート」ダイアログが表示されますので、「CSV(カンマ区切り)」を選び、[エクスポート(E)] ボタンをクリックします。
「CSVのエクスポート」ダイアログで、エクスポート先のファイル名を指定します。この例ではデスクトップ上に 「contacts.csv」というファイルを作成します。[参照(R)...] ボタンをクリックし、保存する場所とファイル名を指定します。ファイルの種類は「CSV (カンマ区切り) (*.CSV)」のままにします。[保存(S)] ボタンをクリックすると「CSVのエクスポート」ダイアログに戻ります。
[次へ(N) >] ボタンをクリックしてエクスポートするフィールドを選択します。PowerAddress 用にエクスポートする際は、すべての項目をチェックしてください。準備ができたら [完了] ボタンをクリックします。
エクスポートが完了すると、「アドレス帳が新しい形式に変換され、指定した場所にエクスポートされました」というメッセージ表示されます。[OK] ボタンをクリックし、「Windows アドレス帳のエクスポート」ダイアログの [閉じる(C)] ボタンをクリックします。この段階で Windows メールやアドレス帳は終了してもかまいません。
なお、「Windows アドレス帳のエクスポート」ダイアログには、「CSV ファイルの場合は、メモ帳でファイルを開き、文字コードの形式を ANSI に指定して保存し直してください」とあります。これは、CSV ファイルのエンコーディングが UTF-8 になっているためだと思いますが、PowerAddress で使う場合は特に変更する必要はありません。PowerAddress は UFT-8 をサポートしています。
3、ファイルを編集
エクスポートした CSV ファイルの一行目は、Windows アドレス帳のフィールド名が記録されています。PowerAddress は、このフィールド名を使って互いのフィールドを照合します。しかし、この中で「携帯電話 」と「オフィスの場所 」は、フィールド名の後に半角スペースが付加されています。PowerAddress は、フィールド名の最後にスペースを付けることができないので、このままでは PowerAddress 側のフィールドと照合することができません。
このほか「自宅電話番号:」も編集しなければなりません。Windows XP のアドレス帳は「自宅電話番号 :」となっており、フィールド名の後に半角スペースとコロンが付加されていました。Vista の場合は、フィールド名とコロンの間に半角スペースがありません。現在のインポート処理は Windows XP のフィールド名にあわせているので、Vista の場合は、フィールド名とコロンの間に半角スペースを付加する必要があります。
少々面倒ですが、CSV ファイルを Windows 付属のメモ帳などで開き、これらのフィールド名を編集してください。編集が終わったら CSV ファイルを上書き保存し、変更内容を保存します。Windows のアドレス帳が、なぜこのような仕様になっているのかは ? です。
4、PowerAddress を起動
PowerAddress を起動します。PowerAddress for Mac にインポートしたい場合は、Mac から CSV ファイルを参照できるようにしておきます。ネットワークや USB メモリなどを介して、Mac のハードディスクにコピー&ペーストしておくとよいでしょう。
5、インポート
PowerAddress のインポート画面を表示し、拡張タイプの欄の “Outlook Express(CSV)” の右にある [インポート...] ボタンをクリックします。簡単な説明が表示されますので、内容を確認して [OK] ボタンをクリックしてください。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されますので、画面下の「ファイルの種類(Macではファイルタイプ)」が「コンマ区切りテキストファイル(*.csv;*.txt)」になっていることを確認し、CSV ファイルを指定して [開く] ボタンをクリックします。
「フィールドデータのインポート順」ダイアログが表示されます。フィールド順は自動的に照合されます。初期状態では、Windows アドレス帳の CSV のフィールドに最も近い PowerAddress のフィールドが割り当てられます。必要に応じてフィールドの割り当てを変更することも可能です。特に問題なければ [インポート] ボタンをクリックしてください。
「インポートオプション」のダイアログが表示されます。オプションの「インポート中、入力値の自動化オプションを実行」は ON のままでよいでしょう。この画面の [インポート] ボタンをクリックすると、インポート処理が開始されます。インポートが完了すると「インポートの概要」ダイアログが表示されます。内容を確認し [OK] ボタンをクリックします。これでインポートは終了です。
6、データを確認
リストやカード画面でインポートしたデータを確認します。必要であればデータを修正してください。
特に、Windows アドレス帳と PowerAddress では、住所フィールドの構成が異なります。そのままでも使用できますが、PowerAddress の住所フィールドに沿って編集することをおすすめします。宛名がよりきれいに印刷されるほか、7種類もの住所関連データを使用することができます。
住所を分割して管理しておくと、新たな手間やコストをかけずに、データの再利用やフォーマット変換が簡単に行えます。詳しくは「v4.x ヘルプ > 基本事項 > 基本的な使い方 > 住所の入力」をご覧ください。
インポート可能なフィールド
インポート可能なフィールドは以下のとおりです。矢印の左は Windows アドレス帳のフィールド、矢印の右は初期状態で割り当てられる PowerAddress のフィールドです。
- 名 → 名
- 姓 → 姓
- ミドル ネーム
- 表示名
- ニックネーム → 通称
- 電子メール アドレス → 所属_mail
- (電子メール アドレス 2 未使用)
- (電子メール アドレス 3 未使用)
- 自宅の番地 → 自宅_番地
- 自宅の市区町村 → 自宅_市区町村
- 自宅の郵便番号 → 自宅_郵便番号
- 自宅の都道府県 → 自宅_都道府県
- 国または地域 → 自宅_国名
- 自宅電話番号: → 自宅_TEL
- 自宅ファックス → 自宅_FAX
- 携帯電話 → 自宅_携帯電話
- 個人 Web ページ → 自宅_HP
- 勤務先の番地 → 所属_番地
- 勤務先の市区町村 → 所属_市区町村
- 勤務先の郵便番号 → 所属_郵便番号
- 勤務先の都道府県 → 所属_都道府県
- 勤務先の国または地域 → 所属_国名
- ビジネス Web ページ → 所属_HP
- 勤務先電話番号 → 所属_TEL
- 勤務先ファックス → 所属_FAX
- ポケットベル → その他の番号
- 会社名 → 所属
- 役職 → 役職
- 部署名 → 部署
- オフィスの場所 → 所属_建物名等
- メモ → メモ
「ミドル ネーム」は PowerAddress には対応するフィールドがありません。必要であれば、任意のフィールド(メモなど)を割り当てることができます。
「表示名」は PowerAddress にも同名のフィールドがありますが、そのフィールドにはインポートすることはできません。表示名は姓や名などから自動的に生成します。必要であれば、別のフィールドに割り当てることができます。
「電子メール アドレス」の移行には注意が必要です。Windows アドレス帳の CSV ファイルには電子メールのフィールドが一つしかありません。このフィールドには、Windows アドレス帳で設定した「優先的に使用する電子メールアドレス」が記録されています。 初期状態ではこの電子メールアドレスを「所属_mail」に割り当てています。必要に応じて割り当てを変更するか、インポート後に編集してください。
「電子メール アドレス 2 未使用」と「電子メール アドレス 2 未使用」は、インポート途中に作成した空のフィールドです。現在はフィールドの位置合わせのためだけに使用しています。フィールドの中味は空です。
この質問と回答に該当する製品
この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。
- PowerAddress 4.x for Windows
- PowerAddress 4.x for Macintosh
参考資料
- Outlook Express のアドレス帳はインポートできますか?
- Yahoo!アドレスブックの住所録はインポートできますか?
- Mac OS X のアドレスブックで書き出した vCard はインポートできますか?
- v4.x ヘルプ > 基本事項 > 基本的な使い方 > インポート/エクスポート
- v4.x ヘルプ > 使い方 > インポート(取り込み)> インポートの手順
- v4.x ヘルプ > 基本事項 > 基本的な使い方 > 住所の入力
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- vCard をインポートすると、URL に ¥ やバックスラッシュが付加されることがあります
タグ: FAQ, PowerAddress, Windows, インポート